心の道行き日記

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2018年5月5日は立夏です。夏は来(き)ぬ♪~ なぬ夏は来ないの?

☆彡 立夏について

2018年5月5日は立夏です。立夏は旧暦四月、巳の月の正節で新暦の五月五日か六日に当たります。


旧暦の日付では3月15日~4月15日頃になります。

立夏は、「夏の立つがゆへなり」と暦便覧に記されている、二十四節気の第七番目です。

 

二十四節気では、『立夏』は七番目ですが、一年を四つに分けてそれぞれに「立つ」を付けて分ける方法をとっています。


それぞれに「立春」「立秋」「立冬」ですが、全てが四季の始まる頃とされています。
ですから、『立夏』は、夏が立つで『夏の始まり』ということになりますね。


当然、暦便覧によれば「立夏」は、夏立つとして夏の訪れを告げています。

 

二十四節気の「穀雨・こくう」から数えて15日目、「穀雨」とは穀物を潤す春の雨のことで、農家では種まきに最適な季節です。


そして、「立夏」は雑節の「八十八夜」の3~4日後です。

 

この「立夏」を目安にして、南の九州地方では麦が穂を出す頃、、北の北海道ではジャガイモや豆の種まきが始まる頃です。


日本で唯一、自給自足できる稲の農事の暦が動き出す季節、本州各地では田植えの準備の田起こしや田に水の張られる頃でもあり、南の地域では早くも田植えが始まります。

 

☆彡立夏の頃の行事
◆菖蒲湯
五月五日、端午の節句の日に行われる年中行事のひとつで、菖蒲の葉や根を浮かべたお風呂の」とです。人7もこの風習は続いていて、銭湯や温泉などでは全国的に菖蒲湯を行っています。夏を迎えるに当たり、菖蒲湯に浸かることで暑い夏をしっかりと過ごすことができると信じられてきました。菖蒲はすがすがしい香りを放つため、古来から病気に効く薬草として親しまれてきました。そのため菖蒲湯の歴史は非常に古く、中国では六世紀の文献にすでに記載されています。
それが日本に伝わり、江戸時代になると庶民にも菖蒲湯の慣習が広まりました。当時は風呂がある家は少なかったので、庶民は銭湯に行って菖蒲湯に浸かったそうです。


◆木の葉採り月
この時季ヽ蚕に桑の葉を食べさせるため、桑の葉を集めることから来たことば。陰暦四月の異名のひとつです。この時季の端午の節句に食べるお菓子に柏餅があります。柏の本は新芽が育ってこないと古い葉が落ちない」とからい子孫が絶えない縁起のいい植物とされています。


端午の節句

 

☆彡立夏の頃の旬の食材
●ソラマメ

●筍(たけのこ)

 

☆彡目の保養
●芝桜

全国各地に芝桜の名所があり、この時期になるとお祭りが行われ、どこも大勢の観光客で賑わいを見せています。


富士芝桜まつり 「美しい富士山」

☆彡芝桜お勧め地区

滝上町芝桜公園
藻琴山温泉芝桜公園
太陽の丘えんがる公園
羊山公園・芝桜の丘
東武レジャーガーデン
みさと芝桜公園
伊勢原・渋田川河畔
相模川新磯地区
あけぼの山農業公園
富士本栖湖リゾート
茶臼山高原
永沢寺「花のじゅうたん」
ヤマサ蒲鉾「芝桜の小道」
花夢の里ロクタン
くじゅう花公園


●藤の花

あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)の藤の花が日本一です。


【30秒】あしかがフラワーパークTVCM

今年の大藤は、観測史上最も早い開花日となりました。開催期間を繰り上げて開催いたします。
開催期間
4月14日(土)~5月20日(日)
営業時間
7:00~18:00(ライトアップ時は21:00まで)
入園料
大人900円~1,800円 / 子供500円~900円

 

☆彡今日の一言  「たった一度の人生です。楽しきなくっちゃね~」

 

立夏は『夏になりました。Summer has come in.(Summer is here.』という意味です。

《夏は来ないという否定形ではありません》


暦の上で立夏から立秋の前日までが夏とされています。
日本人は節目、節目を大事にする民族ですので覚えておきましょう。


◆K27.6月夏は来ぬ 東京放送児童合唱

 

立夏』 :夏は来(き)ぬ♪~ 「夏が来た。今夏です。」
立夏二十四節気の一つで、夏が立つと書く事から野山に夏の気配が感じられる時期を指し、「八十八夜」も過ぎて、新緑の美しい時期です。

 

春分夏至の中間頃に位置し、暦の上ではこの日から立秋の前日までが夏と考えられています。

 

また、天文学上、立夏は「太陽が黄径45度に達した時」と定められているので、地球の自転・公転のズレにより、必ずしも毎年決まった日ではありません。
通常は5月5日ですが、近年では2007年、2011年、2015年、&2019年、2023年は5月6日が立夏です。

 

立夏は初夏と混同されますが、初夏は6月を指す言葉で、5月上旬にやってくる立夏は夏の強い日差しを感じることはないけれども、涼しかった風がちょうど心地良く感じる季節となります。(あっ、初夏・しょうか。単なるおやじギャグ )

 

立夏とは二十四節気の一つ。期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小満前日までである。

「夏がきたよ」という意味です。立夏の頃(ちょうどGW〔ゴールデンウィーク〕頃ですね)は気持ちの良い風が吹き、晴天が続くので外に出ることが楽しみな時期でもあります。

 

立夏立夏を迎えて夏の季節が始るとした。太陰太陽暦の四月節 (4月前半) のことで,太陽の黄経が 45°に達した日 (太陽暦の5月5日か6日) に始り小満 (太陽の黄経が 60°,5月 21日か 22日) の前日までの約 15日間であるが、現行暦ではこの期間の第1日目をさす。

 

その頃はいわゆる「目に青葉山ほととぎす初鰹」の時期で,昔中国ではこれをさらに5日を一候とする三候 (螻かく鳴,蚯蚓出,王瓜生) に区分した。それは,青がえる (螻かく) が鳴き,みみずがはい出し,からすうりができる時期の意味である。

 

二十四節気穀雨から数えて15日目にあたる立夏は、田植えや種まきが始まる時期と言えます。
さらに八十八夜の数日後にもあたり、歌にもある通り「夏も近付く八十八夜」に近しい日が、立夏となるのです。

田んぼに水が引かれると、蛙の泣き声も聞こえるようになります。

また、天気が安定し過ごしやすい日が続くので、梅雨が始まる前に夏の準備や衣替えなどをする様になる季節ですね。

 

◆七十二候
立夏の期間の七十二候。
初候
蛙始鳴(かえる はじめて なく) : 蛙が鳴き始める(日本)
螻蝈鳴(ろうこく なく) : 雨蛙が鳴き始める(中国) 蝈は{虫国}
次候
蚯蚓出(きゅういん いずる) : 蚯蚓が地上に這出る(日本・中国)
末候
竹笋生(ちくかん しょうず) : 筍が生えて来る(日本)
王瓜生(おうか しょうず) : 王瓜の実が生り始める(中国)

 

◆前後の節気
穀雨立夏小満

※付録
春すぎて 夏来(き)にけらし 白妙(しろたへ)の 
          衣(ころも)ほすてふ 天(あま)の香具山(かぐやま)

【いつの間にか、春も過ぎて夏がやってきたようね。
    新緑の香具山に白衣がひるがえっているのですから。私の心は夏模様】。

新古今集』夏・175  小倉百人一首 2番
季節の移ろいと初夏のおとずれが「山の緑と衣の白さ(&青い空)」との対比によってさわやかな風景とともに涼風をも感じさるステキな表現ですね。


「空輝き水輝きて立夏かな」 立子

 

※初夏と立夏について

初夏は、その字の通り夏の初めを指しますが、これはそのままの意味の他に、旧暦による「初夏」の区分も関係しています。

旧暦では、節分から数えて三ヶ月毎に季節を区切っていました。
そしてさらに三ヶ月の中で季節の呼び名を変えており、具体的に上げると以下の通りです。
早春(一月)
仲春(二月)
晩春(三月)
初夏(四月)
仲夏(五月)
晩夏(六月)
初秋(七月)
仲秋(八月)
晩秋(九月)
初冬(十月)
仲冬(十一月)
晩冬(十二月)
と、なっています。
この時、早春である一月は今の節分の時期を指しますから、新暦で言うと二月にあたります。
よって、初夏も旧暦の四月から一ヶ月ほどずれて五月となります。
加えて、春夏秋冬よりもさらに季節の節目を知る上で設けられた二十四節気で見ると、初夏とは「立夏」から「芒種」まで時期としていたことから、5月上旬から6月上旬までを初夏と呼ぶようです。

立夏とは二十四節気の一つで、読んで字の如く「夏が立つ」すなわち、夏の始まりを指しています。

立夏は太陽黄径が45度になる日とされ、毎年5月5日頃が立夏です。また立夏はその日だけを指すのではなく、立夏から次の節気の小満までの期間を指す場合もあります。
小満が5月20日頃までなので立夏は5月5日頃から20日頃までになります。

そして初夏は、立夏から始まり芒種までを言うので、立夏とは初夏の始まる最初の日、ということになります。


初夏のまとめ
初夏は旧暦の四月を指し現代においては5月上旬から6月上旬を指す言葉です。

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